【ハイレバFX中毒者必見】ホワイトとブラックのはざまで

コラム
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前回からの続きです。

【耳の痛い話】95%の人が勝てない理由
一つ言えることは取引スタイルの固まっていない初心者に海外FXはオススメしません!初心者がお金ないからといって、安易にハイレバトレードに突撃し、95%以上がかなりの早さで退場していきます。
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口座がある人はそれぞれ比較してみよう

スプレッド=実質的に手数料なので、相対業者の場合ポジった瞬間からスプレッド分が含み損になります。

名指ししませんが(日本人が大体知ってそうな)国内業者と海外業者で相対取引のスプレッドを比較した場合、
国内業者のほうが圧倒的にスプレッドコストは安くつきます。
海外業者のほうが手数料も含めコストは高くなることが多いでしょう。


ビジネスモデルや約定方法やその他様々な理由があり、ここで詳しく述べると刺されかねないのであまり言いたくありませんが、オブラートに包みながら言いますね。

そもそも海外業者が日本の居住者に対して金融商品取引を業として行うことは法律で禁じられています。
業者の多くも、
「当サイトは、日本居住者を対象としたサービス提供することを意図したページではございません」
のような文言が何故か日本語で書かれてたりしますね()

もちろん日本の居住者向けに営業するならば、金融庁の免許が必要になりますし、金融庁ルールに従わなければなりません。
ですので常軌を逸したハイレバトレードも提供できなくなったりします。

ではどのようにして海外拠点のまま彼らは集客するのか

そうです、アフィリエイトですね。
彼らは日本居住者に対して直接営業することなく、アフィリエイターを通じて間接的に営業しているんですね。

特定の業者を名指しするわけでもありませんし、私だけの考え方(妄想)として以下読み進めてください()

日本人ブロガーがよくオススメする海外業者のアフィリエイト報酬がけっこうえげつないですw
よくオススメされる=アフィリエイト報酬ウマウマ
ってことです。

業者もアフィリエイターに報酬を支払うわけですが、それが口座開設だけに対する報酬ではなく、アフィリエイトリンクから開設した皆さんの取引ごとに報酬が支払われる。つまり取引が増えれば増えるほどアフィリエイト報酬は増えていきます。
あなたの勝つか負けるかわからない毎トレード、必ず利益を得ている立場の人がいるわけです。

そりゃ旨味の無い国内業者勧誘をやめて、海外業者のメリット全面に出して口座開設勧めますよねw

ハイレバと広いスプレッドの相性の悪さ

ではその報酬原資はどこから出てるの?って話。

もちろん顧客自身が負担してるわけです。
「えっ?取引手数料無料だし、何も負担してないよ?」
って思う方も中にはいるでしょう。

スプレッドが手数料の役目を果たすお話をしましたね?
海外業者の場合スプレッドが広く感じたことはありませんか?
そうなんです。そのスプレッドのうち、かなりの部分がアフィリエイト報酬原資として確保されているという考えです。

タチの悪いアフィリエイターの中には「確実に注文を約定させるために国内業者よりもスプレッドが少し広くなっています。」みたいな詭弁マンも見受けられますw

ただでさえ広いスプレッドに対して、さらにそこにレバレッジをかけるわけですから、ポジった瞬間から壮絶にビハインドを負うことになるわけです。
私は手数料は安ければ安いほど短期トレードにとって重要という持論を主張しています。
国内業者に比べ、毎回のトレードに異常な取引コストを背負わされるのが海外業者なのです。
これは海外ハイレバ仮想通貨取引所にもよく当てはまる事例です。takerとmakerの手数料に差がついていたらそのうちのいくらかは取引アフィリエイト原資として確保されていることでしょう。

中でも必要ないだろうと思うのが、業者によってはアフィリエイターに対し、トレード内容や入金履歴やメールアドレス等が開示されてしまうことですね。

個人的にはその辺りはかなり気持ち悪いです。(まさか名前入りや本メールアドレスで登録してる人はいないと思いますが)


そういった部分を考えても海外業者はよほどの事情が無い限り利用しません。

短期トレードは手数料の積み重ねが非常に重いことを常々言っている趣旨に沿って言ってもです。
手数料で削られ退場への確率が極端に高まるだけです。
その辺も理解しながら適切な利用方法を知っている方のみ使うべきです。
初心者がチャレンジするには理解すべき項目が多すぎると考えています。

また関東財務局も以下のような注意喚起をしています。

アフィリエイト広告についてのご注意!
「口座開設をサポートします」、「キャッシュバックリベートを提供します」いった内容のものを含め、アフィリエイト広告や雑誌等で海外無登録FX業者の広告をみかけることがありますが、こうした広告行為についても、店頭デリバティブ取引の媒介行為に該当し、金融商品取引法違反行為(無登録営業)に該当する可能性があります。

http://kantou.mof.go.jp/content/000068765.pdf

http://kantou.mof.go.jp/content/000068765.pdf
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平成25年の時点ですでに大問題になってるんですよ。仮想通貨規制でゴタゴタを初めて知った人にも一度目を通しておいてほしいです。
今に始まったことじゃないんです。
金商法に縛られるようになった現在、仮想通貨(暗号資産)も同じような視点で語られると解釈しています(法律から見たスタンスやモラルという意味で)。

要するに無登録海外業者のアフィリエイト活動もグレーゾーンなのです。
キャッシュバックリベートを利用すればアフィリエイト原資の何割かは本人に返ってくるシステムを作っているアフィリエイターもいますが、趣旨と違う話ですし、関東財務局も注意喚起してる内容なので、ここでは割愛します(知らない人は自分で調べてください)。
日本の法律に守られた完全ホワイト活動ではない、という表現にしときましょうかw
全ては自己責任()という言葉でよく片付けられてしまいますw

日本の証券業界にいた人間ならこの辺の踏み越えてはいけないラインや、モラル感もよく理解できると思います。またアウトローなやつほど美味しいから脱線しがちなのをよく見てきました()

ほんとに理解の浅い初心者さんへのアドバイス

この世界は想像以上にあなた方の大切な資産を狙ってる人がいます。
魑魅魍魎だらけの界隈で極力生き延びるためにも余計なコストは極力抑えるべきだと強く推奨します。

なので私から言えることとして、せめてレバトレードを始めようとする日本居住の初心者は日本の業者で慣れて欲しいと思います。
そこから先は上記の事柄も理解したうえで取捨選択していくべきと考えます。
何もわからないなら本来手を出すべきものではないのです。

もっと言いたいことはあるのですが、本当に核心に触れると危ないので今日はこの辺にしておきます。

ではまた次回

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