【最低限これだけは知っておこう】株価指数先物トレーダー的毎日ルーティン ~その2~

コラム

前回からの続きです。

9:00

「ヨリツキイイイイイイイイ!!!」
「寄り付きッ」
「よりつきいいいいっ」

9時丁度だ。遠く離れた営業マンの奇声が聞こえてくる。

なぜ叫んでいるのかはわからないがそういう伝統なんだろう。

俺(仮称)は一度も叫んだことがない。

こちらの部内では叫ぶ人間はいない。基本的に一癖も二癖もありそうで根暗そうなやつが多いのだ。
でもたまにいる人懐っこい年下君はカワイイ。
みんなマルチモニタに囲まれながら静かに、真剣に目で数字を追っている。

9:00になるや早速株式の注文が目まぐるしく成立し、株価指数もリアルタイム算出され前日比~円というような実況が聞こえてくる。

日本のよく知られている代表的な株価指数は

日経平均株価(日経平均)は、「日経225」とも呼ばれ、東京証券取引所市場第一部に上場する銘柄の内、市場を代表する225銘柄を対象とした株価指数(修正平均株価)をいいます。これは、日本の株式市場を代表する株価指標で、「ダウ式平均」によって算出され、基本的には225銘柄の株価の平均値ですが、分母(除数)の修正等で株式分割や銘柄入替など市況変動以外の要因を除去して指数値の連続性を保っています。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/index/ind003.html

東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部に上場する全ての日本企業(内国普通株式全銘柄)を対象とした、浮動株ベースの時価総額加重型で算出される株価指数をいいます。これは、1968年1月4日(基準日)の時価総額(8兆6,020億5,695万1,154円)を100ポイントとした場合に、現在の時価総額がどの程度かを表し、1969年7月1日から算出されています。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/index/ind004.html

東証マザーズ(Mothers)は、東京証券取引所が運営する市場の一つで、近い将来の市場第一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの株式市場をいいます。これは、1999年11月に開設され、高い成長・拡大が期待される事業や新たな技術・発想に基づく事業を行う「高い成長可能性を秘めた企業」に資金調達の機会を与えると共に、投資家に新たな投資対象を提供することを目的としています。
現在、東京証券取引所では、マザーズに関する株価指数として「東証マザーズ指数」と「東証マザーズCore指数」を算出・公表しており、また大阪取引所には、「東証マザーズ指数先物」が上場されています。ちなみに、「マザーズ(Mothers)」という名称は、「Market of the high-growth and emerging stocks」の頭文字から取っています。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/market/mar043.html

などがある。

それぞれの指数にもちゃんと先物が上場されている。
松井証券ならちゃんとそれぞれトレードできるから、日経先物以外に興味があればチャレンジしてみてくれ。

松井証券【multi】

「日経平均先物」→みんなもよく知ってる指数だと思う。構成銘柄が225種しかなく算出方法も特定の銘柄の影響が大きかったりする。大人のオモチャ。
ちなみに世界でも有名な任天堂は入って無い。
アメリカでいうダウみたいなもん。

「TOPIX先物」→時価総額が大切になってくるので、個人的には株価指数としての実態をTOPIXは良く表してると思う。
本来はTOPIX先物が王であるべきだと思いたい。
流動性も高まればミニTOPIX先物も本来は呼値も小さく使いやすい商品になるはずである。
アメリカでいうS&P500的位置づけ(であってほしい)。

「マザーズ先物」→個人投資家大好きマザーズ。ツイッターでいつも煽られてる70%ぐらいはマザーズ銘柄だと思えばいい。
一応先物もあるが、正直使いづらい。
イメージとして仮想通貨市場(ビットコイン含む草コイン全般)みたいなもん。



売買代金ランキングやその他ホットな話題のマーケット中心の銘柄を特に追いながら、常に先物の売買チャンスを伺うのである。

9時にもなればアジアのマーケットも動き出す。

韓国「KOSPI」「KOSDAQ」

台湾加権指数

オーストラリアASX

その他各国で動き始める。特にニュースが無ければ前日比ぐらいしか見てないが、世界中の雰囲気を感じ取るためにも数値ぐらいは横目で確認している。

まぁこいつらはだいたいモブ指数。

どっちかといえばダウ先物(YM)、ナスダック100先物(NQ)、S&P500先物(ES)はアメリカ夜だけどそれなりに取引はされている。
俺の心の中ではグロベ3兄弟と呼んでいる。(呼んでるのほんとに俺ぐらい)

CME Globex(Globex)は、「シカゴ先物取引システム」とも呼ばれ、CME Groupが運営する、24時間稼働の電子取引システムをいいます。これは、株価指数や金利、債券、通貨、エネルギー、貴金属、農産物などの先物・オプション取引への接続を世界に提供する電子取引プラットフォームで、あらゆるアセットクラスにわたり数千もの限月銘柄や組合せが日々取引されています。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/market/mar134.html


株価指数といえばアメリカ!みたいなところがあるので見ないわけにはいかない。
市場関係者の注目もそこそこ高いので、比較的連動しやすい。

私たちにとって最初の1時間は特に大切だ。朝9時前から15時過ぎまで開いてるとは言え、常に同じ緊張感かといえばそうでもない。

ほとんどの仕事も最初と最後だけは気合入るでしょ。あれと似たような感じだ。

為替レートやJGB(日本国債)などもチェックしながら目立つ動きなどを探していく。

日経平均株価とTOPIX指数の推移に関しては比較しながら注意深く監視する。
日経平均株価とTOPIX指数の数値を除したものを特にNT倍率と呼ぶ。
例えば日経平均20000円、TOPIX1500ポイントであれば
20000/1500=13.33…… NT倍率は13.33といった具合だ。

日経平均先物とTOPIX先物の動きを合成してNTロング、NTショート戦略のような取引をしているプレーヤーもいる。
多種多様なプレーヤーがいるため流動性も高い。
常に札束でシバキあってる感じだ。

そんなこんなで売ったり買ったりしながら9:30が過ぎるころ、為替市場にも目を向けてみる。
9:55には為替レート仲値決定の時間なので、そこに向かって意識される動きは出てくる。

特に五十日(ごとおびとは、毎月5日・10日・15日・20日・25日と、30日または月末日のことである。)は為替プレーヤーが意識を強めるといわれている。

あわただしく動く為替レートに日経平均株価なども翻弄されることも多々ある。
知らないよりは知っておいた方が良いだろう。

なんだかんだバタバタしながらもうすぐ10時である。

時間が経つのは異常に早い。
まだまだ一日は始まったばかりだ。

次回に続く

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