【実戦的】価格帯別出来高から読み取る節目と水平線の考え方【重要】

コラム
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価格帯別出来高チャートから節目を読み取ろう

こちらのとある過去チャートをご覧ください。

出来高を無視してチャートの高値や安値だけをつなげた、ざっくりとした水平線のイメージは下図のような水平線を書くのではないでしょうか?

これもひとつの水平線の引き方だと思います。

私は水平線を引く場合、高値や安値に加えて価格帯別出来高を考慮します
では先ほどのチャートに早速表示してみます。

出来高の多い価格帯と少ない価格帯がぱっと見て理解できますよね?
出来高の多い価格帯は基本的にレンジ相場になる傾向があります。

次のレンジを形成するポイントまで、一方通行的に価格は推移することが多いです。

相場はレンジ→トレンド→レンジ→トレンドを繰り返し、レンジの時間は7割とも言われています。

方向を当てゲームの場合、レンジ相場で利益を出そうと思うと、「レンジ内逆張り」が有効になります。
トレンド相場で利益を出そうと思うと「トレンドに順張り」が鉄則になると思います。


しかしこれはあくまでも過去チャートであるため、出来上がったチャートを見て「ここはレンジ」「ここからここまではトレンド」など絵を描くのは簡単でしょう。
先ほども言いましたが、大切なのは現在です。
リアルタイムで現在の相場に対応する必要があります。今後の動きは誰にも分かりません。
今はレンジなのかトレンドなのかも、後になってみないと分からないものです。

分からないからこそ、方向当てゲームを100%当て続けることはできないのです。
つまり損切りをしないと生き残ることはできません。
損切りと利確をしながらトータルで利益を残すゲームなのです。

多くの人がポジションを構築するのは、価格帯別出来高のボリュームゾーンであることが多いです。
価格帯別出来高の過去チャートを見てボリュームゾーンに注目すれば、多くのプレイヤーの損益分岐点が想像できるかもしれません。
価格帯別出来高で私が重視しているのは、ボリュームゾーンの部分と、出来高の少ない部分が急激に変化する境界線です。

そこが多数のプレイヤーにとって損益分岐点の意識が変わるところだと定義します。
ボリュームゾーンの多い部分と少ない部分という定義付けは、ラインを引く皆さんの裁量や慣れに依存します。
ここはあえて私が言及するところではありません。

その価格が私の普段言う節目です。

私なりに先ほどのチャートをその視点で注目して水平線を引き直してみます。

このようなイメージで引いています。
先ほどのものと見比べてみましょうか

価格帯別出来高無視

価格帯別出来高(節目)考慮

ボリュームゾーンが曖昧な場合は高値と安値などを目安にしています。

この節目を見比べた時に、少しの違いなのか、大きく違うのか感じ方は人によって違ってくると思います。
1日単位だけでなく週単位や、過去の流れを見て引いて行きます。
またもちろん、時間が直近であればあるほど意識されるラインの比重も高くなったりします。

またその節目をどのように解釈し利用するかは、皆さんでそれぞれ考えてみてください。

私はこれを適宜引き直しています。
相場に参戦する前のセットアップです。
過去は過去なのですが、参加者のポジションが構築された価格や損益分岐点という意味で無視できない、それが俺スタイル的節目です。

これは実際の出来高(real volume)で参考にすべきと考えています。
real volumeを取得できない場合tick volumeという考え方があります。
1tick動くたびに出来高1と考えるやり方です。
為替や相対取引CFDだとreal volumeは出てきません。
取引所先物であればreal volumeで価格帯別出来高表示することができます。
為替も通貨先物を参考にします。
株価指数先物も相対取引CFDではなく取引所先物を利用します。

俺サテライトというカテゴリで、今週の相場セットアップを書いていこうと思っていますので確認してみてください。

また今後追記するかもしれませんし、内容は多岐にわたりますので今日はひとまずここまでにしておきます。

参考になったという方はRTよろしくお願いします!

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