【持論】取引手数料にはとことんこだわるべし【極論】

bitFlyer板コラム

はじめに

世の中には数多くの取引商品があって、数多くの取引所、取引業者が存在します。
取引所や業者はもちろん営利目的であるため、どこかで利益を捻出しないといけません。


ものすごく一般的()に例えば◯◯手数料という名目で顧客の預り資産から徴収する業者は多いです。たまに手数料無料をウリにしてる商品や業者も見られます。

彼らも何らかの形で利益を出してるわけですが、今回はその辺の業者側視点については置いといて、我々ユーザー側から見た手数料について少し考えてみてもらいたいと思います。


ものすごく当たり前で理解してる人も多いとは思いますが、重要な視点で後の記事にも関係してきますので書きます。


できるかぎり初心者にも理解しやすいよう、難しいことは省いて書きます。導入的記事から上げていきます。

短期になればなるほど、回数が増えれば増えるほどキツい

一般的に、デイトレーダーやスキャルピングトレーダーのような、取引回数を日々こなすトレーダーにとって、取引手数料の積み重ねはとてつもなく重いです。


みなさんが取引してる商品をそれぞれ思い浮かべてみてほしいのですが、1年間の最高値と最安値の価格差、1日の最高値と最安値の価格差、どちらが大きいですか?


もちろん1年間の価格差(変動幅)の方が大きくなりますよね?
1日の変動幅のほうが小さく、デイトレーダーはその変動幅の小さい値動きの中で取引を行うわけです。

多くの業者では、取引手数料という名目で、取引数量や、取引金額に応じて手数料を徴収されることが多いです。取引回数が増えれば増えるほど絶対的な手数料も上がっていくのが一般的です。


つまりデイトレーダーは必然的に取引回数が多く、年1回ぐらい取引するトレーダーと比べ圧倒的に取引手数料が多くなってしまうことがほとんどです。

なおかつ、絶対的な値動きも一日変動幅のほうが小さいため、1取引で期待できる利益損失幅ももちろん小さいためトータル収益に占める手数料比率も上がっていく、すなわち利益から削られていくわけです。

一度のトレードで利益幅100、手数料1ならば残る利益は99です。
100回トレードしてコツコツ少額利益を積み上げ、トータルで利益幅100、しかし手数料は100かかりますので最終的な利益は0になります。


ちなみに東証や大証で取引するプロのディーラーも場口銭という形で徴収されています。こちらでJPXの説明が書いてあります。

取引回数が増えれば増えるほど手数料が重くのし掛かってくることで、初心者にとって手数をこなすデイトレードがいかに手数料との戦いであるかを少しは理解いただけたかと思います。


ちなみに長期でポジションを持つ場合、絶対的な値動き幅に対して取引手数料は小さいものの、ポジション管理費用や、スワップ手数料等の名目でコストが掛かってきたりしますので、トータルでみれば一概に長期が格安というわけでもなかったりします。

2017年のとある日、突然ヤツは現れた

取引手数料は取られて当たり前の常識に変革を起こすヤツが2017年突如現れた。
読者のみなさんもけっこう知ってるとは思いますが、カノウコインことbitFlyerFXです。
短期トレードばっかりやってる俺はそれを見逃さなかったw

「bitFlyerFX取引手数料無料」

ここまで聞けば国内で為替トレードやってる人からすると「業者との相対2wayプライスでスプレッドが収益元」だろ。
(↑この辺の説明は次やります)
ってな感じでスルー案件にしてしまいがちなんだけど(実際俺も最初スルーしたw)、とあるタイミングでビットコイン現物が欲しくなり、あらかじめ口座開設しておいたbitFlyerの販売所で2way養分プライスで現物購入したりしてました。

技術的に興味あって試しにすぐに送金と換金やってみたかったのであまり市場価格を気にせず。。もちろん投機対象としてレバレッジをかけたビットコイントレードにも興味はなくw


遊びがてら現物購入したあと時間が少しあったので、bitFlyerサイトを巡回したところなにやら見慣れない言葉が、、

おもむろにクリックしたら
「えっ?板取引あるやん」


「えっ?FX?えっ?板?誰のオーダー?」
「ビットコインでFX?意味わからん??」


みたいな感じで数分戸惑って値動きをしばらく観察していたのですが、FXは業者との相対取引だという常識が自分の中にあったので理解しづらかったのを覚えています。
ただ取引量はそれなりにあったので、「取引手数料無料」という言葉を思い出し、恐る恐る証拠金に振り替えたのでした。

数回ほど操作して慣れて、呼値1円単位、手数料無料、板取引という破格の条件のポテンシャルに最初の数十分で気付き、ひたすら「手数料無料とか嘘やろ?」みたいな感じで徐々に参加者のヌルさにも気付き、3日ほどガチャガチャとハマったところで「これはお金落ちてるヤツや」と確信に至りました。2017年6月頃のことです。

板取引手数料無料で優位性のある取引ルールが見つかったなら短期で利益をどんどん積み上げていくだけで良く、ルールが通用するかぎり手数は増えるほど利益も増えていきました。

また日またぎすると上限金利いっぱい(しかもレバレッジかかってるw)にポジション手数料が取られるのでbitFlyerFXはスキャルピング専用取引所だなとすぐに結論付けました。


その後数ヶ月~1年ぐらいでみんなもご存知のbitFlyerFXにおけるスキャルピングブームが到来したわけです。


まぁ、簡単に言えば競争相手も少なかったので、高速で指値しとくか、適切なタイミングで成行パワープレーしてるだけでアホでも勝てるぐらいのイージーさはありました。(実際短期トレードなら勝ち逃げできた人もかなり多かったのではないでしょうか?)

↑勢力図(青ハチミツダルマ氏制作)が作られるほど個性豊か()な人たちで毎日ワイワイしていたものですw

短期裁量でコツコツマンは手数料をとにかく気にしろ

2020年の今、板取引手数料無料のような条件が株式取引でも広がっています、そのぶんそこが圧倒的メリットだと判断する参加者がしのぎ削っていますので、取引の高速化もどんどん進んでいるように思います。


もちろんbitFlyerFXも全盛期に比べれば参加者も減り、高速トレードでこつこつやってる人もいます。
ビットコイントレードに関しては取引所が分散しており、手数料システムも多様で、それによって戦略も変わってきます。

適切な取引条件で適切な時間軸の取引をすることによって、収益全体に対する手数料比率を大幅に下げることができるため、取引回数の多い短期トレーダーこそ取引手数料にこだわり、出来ることなら余計なコストを下げることがマーケットで生き延びるための答えの1つであるように考えています。

年間損益に対する手数料を気にしていなかった人は、今までどれぐらい払っていたか気にしてみるのも良いでしょう。

次回予告「板取引と相対取引」

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