インフルエンサーが広めたテクニカルトレードにおける社会実験の話／今日のイナゴ　明日のイナゴ

あれは2018年、BTCバブルが一度崩れ去り人々は欲望の熱狂から教祖を求めていた。
今と比べるとかなり小さなマーケットで金の奪い合いをしていた頃の話。

単純に「～コインが上がります」みたいなトークでは人々は信じなくなっていた。
バブル崩壊を経て人々が求めたのがトレード技術でありテクニカル

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

分析であった。
そんな中、彗星のごとく現れたのが「ドテン君」である。
なかなか分かりやすいロジックで一世を風靡した。猫も杓子もドテン君を気にしていた。
あのドテン君ブームは、そこそこの規模の閉じたマーケットで行われたテクニカルロジックトレードの社会実験のように思えた。と

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

参加者が気にするからドテン君サイン発動まで待つ
↓
なのでそれまでは積極的にトレードが行われず、値動きも乏しい
↓
サイン発動でほぼ全員が同じようなポジションを取る、特大の一方通行が起こる。
↓
利食いや損切りを巻き込みながら再びドテン君サインを待つ

しばらくこんな糞相場が続いた。

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

そうすると人々は考える。
ドテン君サインが出るまでに先に反応良くポジれないかと。
ドテン君亜種の誕生である。

このようにテクニカルやロジックが参加者に行き渡ると徐々に反応はズレていくのである。
個人的には面白い社会実験だったかと思う。
たくさんのテクニカルプレーヤーが現れては消えた。

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

永続的に勝ち続けられるロジック＝聖杯は無い理由のひとつである。
訳のわからないネットで拾えるような解説noteが50000円で売れた時代だ。
みんな頭おかしかったのだろう。

爆益晒す人が使ってそうなテクニカル分析が、流行っていただろう。

もしその一人がTDシーケンシャルを使っていたら

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

TDシーケンシャルブームすら巻き起こせたのかもしれない。

「ロウソク足を数えろ」
「カウント9はアツいぞ」
「13は逆張れ！」

そんな世界が見てみたかったナァ

結論テクニカルは適度に信じる人がいないと成立しない。
ほぼオカルト。

参加者に等しく正しい情報は「価格」と「出来高」だけである。

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

この谷ぜんぶドテンくんの死体 pic.twitter.com/BVgCB7PG7t

— ざは (@ripple_chan) June 21, 2018

「あ〜、8まで行ったのに消えちゃったよ。」の思い出。

(みんながやってるのには追従しないと) https://t.co/ZA3hyPXJRU

— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) December 25, 2020

TDシーケンシャルとかオカルトっぽくて好きw https://t.co/qK4rTth3fB

— ニイやん (@btcscalper225) December 25, 2020

指数あれやな
大納会高値更新で終わるやつや

— ニイやん (@btcscalper225) December 28, 2020

もしかして416*なら何買ってもええやつやないか

— ニイやん (@btcscalper225) December 28, 2020

ドル売りと露骨な株買い最後きてんね

— ニイやん (@btcscalper225) December 28, 2020

日経平均大引け　反発、197円高　米追加対策の署名、短期筋の買い膨らみ高値引けhttps://t.co/mGwZHNMbnH

— 日経電子版 マーケット (@nikkei_market) December 28, 2020